だから、あたしにはこの華やかなパーティーが眩しすぎる。
けど、それでもアイツを選ぶのはー……
尚希を愛してるから。
愛してるから一緒にいたいの。愛してるから笑ったり、泣いたり、時には怒って……アイツと共に生きてるって実感したいの。
単純なことかもしれないけど、それが“愛”だとあたしは思う。
「尚希さんの彼女……?何を言っているのあなた。
尚希さん、これは何かの間違いですよね?小野原財閥の将来を背負う尚希さんが、こんな庶民の下品な娘とー……」
麗子さんの母親は、苦笑いをしてあたしから尚希へと目線を変える。

