同居人はNo.1ホストー3ー完









あたしよく我慢したな……普段のあたしなら相手が金持ちだろうと絶対殴ってたわ。





濡れた服を脱ぎ目の前にあった鏡に目が入り見つめる。





「…………」





この跡……尚希が、付けたやつだ。





首筋、鎖骨、胸、腕……まるでピンク色の花びらが舞い散ってるよう。






「……付けすぎだっつーの」






その跡を見るたび、触れるたび、あの頃の愛しくて愛し合っていた記憶が蘇る。






尚希は……父親に付けられた醜いアザを隠すかのように沢山キスを落とした。






その時の尚希は、凄く優しくてまるで壊れた物を扱うかのようだった。






それを感じる度にあたしは、思う……






あぁ……あたし、愛されているなって。