「それでは、曖芭様。こちらに新しいドレスがありますのでそちらを着てください。では、わたしはこれで失礼します」
執事は、そう言って部屋から出ていった。
豪華な部屋に一人残され、あたしの直ぐ横にはダブルベッドと新しいドレスが。
「…………ふざけんな、あの悪女野郎っ!!」
誰もいないことを確認したあたしは、大声で叫んで手にしていたタオルを思いっきりベッドへ投げ付けた。
あの女、あたしに酒かけやがって……おかげで身体中ベトベトじゃん!
「ったく……」
そう、ブツブツ言いながらシャワーを浴びようとバスルームへと向かう。

