あの日……母親と久しぶりに会って俺は、母親の変わり果てた姿を見て息を飲んだ。 ーーーー……………… 屋敷に戻った俺は、もう何年も会っていない母親の元へと向かった。 「……尚希?尚希なのね? 久しぶりね、さぁここへ座りなさい」 ドアの直ぐ近くで立ち尽くす俺に母親は、そう言ってベッドの横にある椅子に手を伸ばす。 夕暮れの薄暗さで、ベッドに横になる母親の顔は見えなかった。が、椅子に座り顔を上げると 俺は硬直してしまった。 「っ…………」 「……久しぶりね」