「……黙ってる約束していたが……仕方ない。 俺はー……小野原財閥に支える者。小野原尚希様の専属執事」 え…… 「ええぇぇぇぇ!!?? 甲斐くん……小野原財閥の手下だったの!?」 甲斐くんの突然のカミングアウトに一瞬、頭の動きが止まった。 嘘……甲斐くんが、小野原財閥の手下!? 全然、気づかなかった。いや、寧ろ接点すらないから気づくはずもない。 驚くあたしとは、真逆に甲斐くんは眉を寄せる。 「……言い方が、悪い。 手下ではなく、小野原財閥の支える者。尚希様の専属執事だ」