こうなってしまったのは、一体だれのせい?
尚希、あたし自身、麗子さん、尚希の両親?
それともー……地位、社会?
ううん。誰のせいでもない……あたし達は、きっと元からそういう運命だったのかもしれない。
けど、これだけは分かる……あたしは最愛の人に捨てられ共に生きられないこと。
尚希の……嘘つき。あの甘い言葉も……あたしを救いだしてくれた言葉も……全部嘘なの?
あぁ……そっか。
やっぱり、この世には絶対とか幸せとか……永遠のものなんて存在しないんだ。
そんな言葉は、ただの繋ぎ止めるだけの形……
ねぇ、ママ?
「うっ……っっ……」
本当の愛や永遠なんてもの、本当に存在するの?

