同居人はNo.1ホストー3ー完








手で耳を塞ごうとしても尚希が、既に掴んでいたせいで塞ぎたくても出来なかった。






「……俺の前にその顔を見せるな」






尚希のその言葉で、暗い底に落ちたような感覚に襲われた。





それは、まるでー……




崖から突き落とされたような感覚だった。






「ねぇ……どうして?どうしてこうなっちゃったの。つい昨日まであんなに……愛し合ってたのに。



もう、あたし達…っ…戻れないの……?」






あたしは、流れる涙を隠すように離された腕で目を隠した。





「お前とは、もう縁を戻す気はない。



ささっと出て行け」






そう冷たく突き放して尚希は、ベッドから降り乱れた服を整える。