同居人はNo.1ホストー3ー完







すると、冷たく見ていた尚希の顔は段々と弱気な表情に変わって行った。





「……っ…そんなの俺だってそうだよ!


俺だって本当は、お前と一緒にいたい。お前といれるなら全てを捨ててもいいと思った。



けど、実際に親父達と会って思ったんだ。俺は……親父からも麗子からも…小野原財閥からも逃げられないっ……!!」






バンッ……!!





尚希は、そう叫んで壁に握り拳を殴り付けた。




まるで……自分の悔しさをぶつけるように……





弱気を吐いてる尚希を見てあたしは、自分が情けなくなった。




尚希だって、本当は辛いのに……苦しくって自由になりたいのに……自分を押し殺してる。





けれど、あたしは…………駄目だ……あたし。本当に駄目で自分勝手な女だ。