同居人はNo.1ホストー3ー完








尚希に引っ張られ屋敷に入るとあたしは、唖然状態でした。





大きくってキラキラと輝くシャンデリアに色鮮やかなじゅうたんが、ひかれた長い廊下。





あたしは、この時。改めてセレブの凄さ……小野原財閥の凄さを知った気がした。





こいつ……こんな家に住んで生活して来たのか。クソッ……羨ましい奴だ!





尚希の裕福な生活に少しイラッとしてしまったあたし。





そんなことを思っているあたしとは、逆に尚希は何も言わずどんどん先へと進む。






ってか、歩くのめっちゃ早いんだけど……!





足の長いアイツの歩幅は、背の高めなあたしでさえ急ぎ足になる。





いつものこいつは、こんな早く歩かないのに何故かこんな速度。





それにー……辺りをキョロキョロと見渡しながらどんどん奥へと進む。





まるで、誰かと会わないようにしてるみたいだ。