変な言い方しないでよ!!







この会話を途中から聞いてたら完全に……
あれだよ!!







あ・れ……!!







それに、これじゃーまるで……







あたしが、ドMみたいじゃん!!






ふざけんなっ!!








誰が、ドMだあぁぁぁぁぁぁ!!!!








「違うわっ!!」








思わずツッコミをしてしまった自分。








だけど、尚希はー……








「お前の望み通りにしてやるよ。」








そう言って口元を釣り上げ、あたしの太股に触れる。











ギャーーーーーッッ!!!!






 




「ちょっ!?


ちがっ………!!」








あたしは、そう叫んで背中を向けて逃げようとする。








けど、背中を向けて逃げている途中で尚希のキスが落ちた。








触れていた唇が、離れると尚希がボソッと呟いた。








「今日くらいは、優しくしてやろうと思ったのに……



ホラッ、どうして欲しい?」









不気味な表情を浮かべて、あたしの足を触る。









「キャーーーッッ!!!!



ギブギブーー!!!!」









ドSスイッチだ!!





ドSスイッチが入った!!