ママは、いつも……あたしに何もなかったように普段通りの優しい笑顔を見せていた。
いつも笑顔で優しくって……そんなママが、大好きだった。
だから、あたしのたった唯一の家族を……馬鹿にされるのが悔しくって悲しかった。
そして、パパの暴力は日に日に悪化し近所だけではなく保育園にまで広まった。
(なぁなぁ、お前ん家ってお父さんが毎日暴れてるんだろ??)
友達と砂遊びをしていると同じ組の男達が、あたしを見下ろしニヤニヤしながら言った。
「えっ……?」
そんな男の質問に驚いて思わず顔を上げる。
だって、パパのとを知っているのは近所の奴だけだと思っていた。
そんな、あたしを見て一緒に遊んでいた友達がー……
(ちょっと、やめなよ!!
何で、そんなこと捺海ちゃんに言うの!)
すると、男達はムッとした表情をしー……
(ハァ!?
本当のことだろ!
コイツの母ちゃん、父ちゃんに叩かれてるって言ってたぞ!!)

