パパの暴力は、あたしが物心を付いた時から始まった。
そして、気付けばあたしは……もう、五歳になり幼い体には無数の痣がクッキリと残っていた。
そして、ママは昔より痩せ細りあたしと同じように白い肌に無数の痣が付いていた。
パパは、いつも夜中になると暴れ出しあたし達に暴力を振るっていた。
そんなことが、毎日のように続いた為ー……あたし達の家は、近所から悪い評判を受けるようになった。
そして、ある日……あたしが家の庭で一人寂しく遊んでいるとー……
(ねぇ、また曖芭さん家の旦那さんが暴れたらしいわよ)
(また?
でも、奥さんも男を見る目がないわよね。
あんな男と結婚するなんて)
「………………っ……………」
そんな近所の人の話し声を聞いてあたしは、小さな握り拳を強く握り締めた。
あたしは、この会話を聞いて悔しかった。
悔しくって悲しくって……
だって、ママのことを馬鹿にした上に悪口を言ったんだ。

