あたしは、右腕を尚希の前に出し服の裾をゆっくりと捲る。
…………ドキドキ…ドキドキ………
「………っ…これ……見て………」
「…………これは……」
尚希は、あたしの腕を見て驚いた表情をし言葉を失った。
予想通り……ううん……この腕を見た奴と全く同じ反応だ。
「この痕……小さい頃に付けられた」
あたしの白く細い手首には……沢山の痕が、残っている。
その痕はー……煙草で、押し付けられたことによって出来た痕だ。
「尚希……あたしの過去……何も言わず聞いてくれる……?」
「あぁ……」
あたしは、手を震わせながら尚希に見せながら右腕を裾を下ろす。
そして、あたしは俯きながらー……
話した。
あたしの……過去を……

