同居人はNo.1ホストー3ー完











そんなコイツだから……あたしは、尚希を好きになったのかもしれない。




        


真剣な表情をしている尚希の横顔を見てそう思った。







誰にも言いたくなかった……





誰にも知られたくなかった……



 




だって、みんな……あたしの家庭のとを知った瞬間……あたしを見る目が変わったから。








けど、尚希にならあたしの過去を……言えるかもしれない。








本当は、あたしだって隠しごとは嫌だ。







それに、尚希なら……尚希だから言える。








「尚希……


あたし、話す」








あたしの言葉に驚いた表情をし、あたしを見つめる尚希。







「良いのか?

別に無理しなくてー……」







「ううん、いい。


あたし……尚希だから……言いたい」









あたしは、尚希の方を向きジッと見つめる。








口を開き話そうとすると……息が、苦しく感じた。






自分の意志では、話したいと思っている。






けれど、それをあたしの体は拒絶している。