そう思うぐらい、恥ずかしかった。 あたしの頭の中は恥ずかしさで一杯なっていた。 当然、頭の中が一杯だったあたしは最低男のことなど忘れていた。 「…………………………………」 赤くなった顔を隠すために、俯いていた時…………… 最低男が、何かを止めていたことにあたしは気付かなかった。