そして、あたしも尚希と同じく徹夜達をジッと見つめる。 「尚希、ありがとうね。 これ……一生大切にする」 「あぁ、なくすんじゃねぇーぞ? 肌身離さず持ってろよ。 俺様も……一生大切にすっから」 「うん……」 ギュッ…… あたしと尚希は、約束と言う言葉を口にする変わりに…… 重なっていた手をギュッと繋いだ。