そして、頬を赤く染めそっぽを向きながら言った。
「ううん……あたしも、パーティーとか初めてだったから凄く楽しいよ」
「こうして、みんなで集まんのも悪くねぇーな……
けど……来年からは、ずっとクリスマスは俺様だけと過ごすんだからな?」
“来年からは、ずっと”
その尚希の言葉を聞いて嬉しくなった。
だって、それって……
これからも、ずっと一緒にいるって言う意味でしょ?
「それって……いつまで?」
徹夜達をジッと見ている尚希の横顔を見るあたし。
「いつまで何て、そんなもんはねぇーだろ。
だって……お前……
俺様以外に過ごす奴なんて、この世でいねぇーだろが」
本当……素直じゃないなぁ……
「尚希以外に過ごす相手なんか……きっと、一人もいないだろうね。
だから、来年からはずっと……二人で過ごそうね……クリスマス」