ゆっくりと閉じていた目を開けるとー……
「……フーン、良いんじゃない?」
目を開けると、さっきまでの笑顔はなく……いつも普段と変わらない尚希の顔だった。
えっ?
尚希が、何を言っているのか理解出来ず首を傾げると首に何か掛かっていることに気付いた。
「これ……」
下を向くとー……あたしの首には二つの光り輝く綺麗な宝石があった。
このジュエリーに通されているのって……
「そのリングは、俺様からのクリスマスプレゼントだ。
ありがたく受け取れ。
お前のジュエリーに俺様からのリングを付けたんだ」
そう……あたしの首に掛かっているジュエリーには、女向けの可愛らしいリングが通っていた。
そして、尚希の首にもー……
あたしと色違いだけど、同じジュエリーに男向けのリングが、通っていた。
「ペアリングなんて物は、そうめったにやんねぇーんだから大事にしろよ。
なくしたら……お仕置きだからな?」

