同居人はNo.1ホストー3ー完










誰にも決して見せない……その笑顔……







周りの人には、嘘の笑顔を見せていたのに……あたしだけには、見せてくれる特別な笑顔。









嘘の笑顔じゃなく、本当の笑顔を見せてくれるのは………あたしだけなんだ……







尚希にとって、あたしは……特別な存在なんだ……っと心から、そう実感した。





 





「そうだ……捺海。



ちょっと、目を閉じろ」







突然、何かを思い出したのかハッとする尚希。







「うん?」






あたしは、よく分からないまま尚希の言われた通りにする。







すると、尚希の手があたしの首にソッと触れた。








そして、尚希の顔があたしの顔に近付いている気配を感じた。








近くにあるからなのか、尚希の息があたしの顔にかかる。







もっ、もしかしてキス!?






みんなのいる前で!?








どっ、どうしよ……まだ、心の準備がっ……!!







っと、心の中で慌てまくるあたし。







「目、開けろ」