尚希の顔を直視出来ず俯いて話し始めるあたし。
「それなんだけど……あたしと…その…ペアのジュエリーなんだ。
尚希、そう言うの嫌かな……って思ったんだけど……」
あたしは、今まで男にプレゼントなんて渡したことがなかった。
っと言うか、あげたいなんて思ったことは一度もない。
だから、どう接したら良いのか分からなくって……恥ずかしくって仕方がなかった。
「お前……」
当然、あたしは俯いていた為……尚希が
今、どんな表情をしているか何て分からない。
「別に、嫌だったら……返却してもー……ヒャアッ!?」
あたしが、一生懸命に話していると突然、尚希はあたしを抱き締めて来た。
強く抱き締める感覚と……尚希が、いつも身に着けている香水の甘い香りがした。
「なっ、尚希?/////////」
尚希は、さっきよりも強く抱き締めてー……
「なんだよ……返却って……
お前って、本当……男心を分かっていない馬鹿女だな」

