「徹夜、お前……」
尚希が、徹夜の名前を呼ぶとサアッーと青ざめる。
(こっ、これは……!!
言葉の文と言うかっ!!)
ヤバい……隣から、どす黒いオーラがっ!!
あたしの隣にいる尚希から、どす黒いオーラが放たれていた。
そんな尚希を止めるかのように春綺君がー……
(あっ、そうだ。
捺海ちゃん、そろそろ)
あっ、そっか。
春綺君の言葉にハッとする。
「尚希」
「あ……?」
あたしは、隣に座っている尚希と向き合いある物を差し出した。
その差し出した物とはー……
尚希にプレゼントしようと思っていた……ジュエリー。
「これ、あたしからのクリスマスプレゼント」
あたしは、小さな箱を尚希に二つの内の一つを渡す。
「ジュエリー?」
尚希は、小さい箱のフタを開けて中に入っていたジュエリーを取り出す。

