無言のまま殴られた頬をソッと触る春綺君。
殴られた頬が、うっすらと赤くなっていた。
一方、尚希は息を荒くし殴った春綺君を睨む。
そしてー……
再び春綺君の胸ぐらを掴み……
「コイツはな……お前が、軽々しく手出していい女じゃねぇーんだよ。
コイツに手出していいのは……この世で、俺様一人だけだ。
気安く……俺様の女に手出すんじゃねぇー!!」
「尚希………」
あたしが、尚希の名前を呼んだ瞬間ー……
(春綺、何かあったー……って……尚希!?)
えっ……徹夜ぁ!?
突然、リビングから出て来たのは……徹夜だった。
そして、徹夜に続いてー……
(なっちゃん、僕の頼んだ飾り付け……ってあれ?
何やってんの??)
あたしは、この光景を見て思った。
終わった……っと……

