「ちっ、違うよ!!
これは、単なる事故で………」
尚希の誤解を解こうと説明しようとするとー……
「捺海、お前………」
ギロッ……
あたしを恐ろしい目つきで、見下ろす尚希。
ヒッ……!?
「覚悟しておけよ?
今日は、ぜってぇーに容赦しねぇーからな……」
あたしは、この時……悪魔を見た気分になった。
春綺君は、ゆっくりと立ち上がり尚希と向き合う。
(何って、見たまんまだよ。
俺、捺海ちゃんにキスしようとした)
「…………っ……春綺…テメェー……!」
グイッ…!!
「なっ、尚希!!」
尚希は、春綺君の胸ぐらを掴みー……
バキッ……!!
そのまま思いっ切り頬を殴ってしまった。
(………………っっ…………)

