同居人はNo.1ホストー3ー完












その箱の中には、れおん君から頼まれた物が入っている。







どうやら、クリスマスパーティーに使うらしい。








あたしは、背後にいる春綺君にクローゼットから出した白い箱を見せようと振り向いた瞬間ー……









「うわっ……!!」









あたしは、自分の足につまづき春綺君に背中を向けたまま後ろに倒れた。









(………捺海ちゃん!)








うっ、嘘!?





倒れる…………!!








そう確信したあたしは、目を強く瞑った。








ドスンッー……!!









いっ、痛あー………くない?







あれ?





倒れたのに、全然痛くない…………







それに、何か凄く良い香りがする……






甘い香水…?の香りだ……




 




不審に感じて瞑っていた目を恐る恐る開けるとー……








(大丈夫?

捺海ちゃん)









あたしの真上から春綺君の落ち着いた声が、降って来た。