(お邪魔します)
春綺君は、そう言って靴を脱ぐ。
やっぱり、春綺君って……紳士っと言うか礼儀正しいよね……
だって、靴なんてちゃんと綺麗に揃えてるし……
それに比べて徹夜は……
バラバラに脱ぎ捨てられている。
徹夜………もう、自分ん家みたいになってるよね。
本当、春綺君とは大違いだ。
ガチャ……
リビングに入ると春綺君は、甲斐君の所に行きお酒が、入っているコンビニ袋を渡す。
するとー……
(ねぇ、なっちゃん!
この前、僕が頼んでおいた物ある?)
「あぁ、うん。
ちゃんと買っておいたよ。
ちょっと、待って。
取りに行ってくるから」
あたしは、リビングを出て玄関の直ぐ近くにあるクローゼットに向かった。

