ショッピングの帰り、あたしは事故にあった。
後ろから、何かが近付いて来るのを感じて振り向いた時……遅かった。
猛スピードを出しあたしに向かって来た車。
「ねぇ、あたしの気のせいかもしれないんだけどさっ……
ちょっと、おかしいんだよね」
「何が?」
事故にあった時……おかしい点が、多数あった。
だって……
「あたしが、歩いていた所って街灯とか店の明かりも沢山あった。
それに、車のライトも付いてた。
道路も、かなり広い。
なのに、あたしのそばまで来てた」
あたしの話を聞いて、尚希の表情が変わる。
「まさか……」
あたしの話を聞いて尚希もきっと、分かったんだろう。
「うん……
もしかしたらだけど……
最初から、あたしを狙っていたのかもしれない」
「一体、誰が……」
「分かんない、振り向いた時にはもう遅かったし」
そう言って、あたしは目線を逸らす。
「………………………」
ってことは、あたし……命を狙われたってこと?
もし、運が悪かったら……死んでいたかもしれない。

