同居人はNo.1ホストー3ー完












「じゃ、じゃあ………」







春綺君は、あたしを見てニッコリと微笑み言った。






(ごめんね、迷惑かけて)

 





春綺君のニッコリと微笑んだ表情は……





あの日に見せた……あの表情では、なかった。






今、あたしの目の前にいる春綺君は……
いつもと変わらない……いつと通りの優しい笑顔だった。






そんな春綺君を見てズキッと胸が、痛んだ。







何で……春綺君が、謝るの?





春綺君は、何も悪くないじゃん。








「そんなことないよ、あたしこそごめんね……それに、見苦しい物を見せてしまって……(笑)」








苦笑いをすると、春綺君は長い足を綺麗に組む。








(それに……アイツじゃなくって、もう尚希♥って呼んでるしね)






 
ちょっと待ったぁ!?







「確かに、名前で呼ぶようになったけど……でも、ハートなんか付けてない!」







そんなことを言われて思わず大声を出してしまう。







そんなあたしを見て、おかしそうにクスクスと笑う春綺君。








「冗談だよ」