同居人はNo.1ホストー3ー完













けど、今は違う。







今のあたしは、もうあの頃の気持ちじゃない。






そう……今のあたしの気持ちは一つしかない。







「ごめん、れおん君。


今日は、春綺君と話があるから。


良いよね?春綺君」






(あぁ、良いよ。)






今のあたしの気持ちを春綺君に言うんだ……





例え……春綺君を傷付けてでも。








(こうして、捺海ちゃんと向かい会うのは久しぶりだね)







「春綺君……話なんだけど……」







あたしが、言うと春綺はあたしをジッと見つめた。






その視線を感じながら、話すあたし。






「ごめん、返事遅くなって。

春綺君の気持ちを聞いてアレから、ずいぶん経ったけど……」






(ううん、平気だよ。

気にしないで)





そう言ってニッコリと微笑む春綺君。







「あたし、あの時……


自分の気持ちが、分からなかった。


あの時、何で尚希の名前を呼んだのか……



けどね、今は分かったの。


あたしの今の本当の気持ちを……」








春綺君の姿……あたしを優しく見つめる瞳……だけど、どこか真剣なオーラ。






それを見る度に、あたしの緊張感が段々と伝わってくる









「あたし……尚希が好き」









初めて知った。