(今の内に、幸せな時を過ごしてると良いわ…… 尚希さんを手に入れる為なら、どんな手を使ってでも手に入れてみせる。 例え、あの女を傷付けてもね……) パーティー会場の大きな窓から、高宮さんがあたし達を見ていたことに。 そう、あたし達は気付かなかった。 幸せ過ぎて…… 尚希と一緒にいられなくなる日が…… もう、直ぐそばまで来ていたことに。