同居人はNo.1ホストー3ー完











また、思っちゃった……








どうしようもないくらい……嬉しい……だなんて……







パーティー会場から聞こえて来る騒がしい声は、あたしの耳に入らなかった。








今、感じているのはー……尚希の瞳と視線だけ。







まるで、二人だけの世界にいるよう。








「なぁ、捺海。



今日、俺の誕生日だろ?」








「えっ、うん」







すると、尚希はあたしの顔をジッと見つめた。








何で、ジッと見つめてんの??







尚希の行動に疑問を感じたあたし。








「……何??」







「プレゼント」








何とも不器用に言う尚希。







プレゼント………あっ……!!








尚希の言葉で、大事なことを思い出す自分。








「ごっ、ごめん……


その……まだ、用意してない」








すると、尚希の表情が一瞬だけ変わったように感じた。








「何だよ、用意してないって」








あぁ、ヤバい……怒らせた。







「じゃあ、今度ー………」







グイッ……!!







話している途中で、突然あたしの腕を掴み強引に引き寄せる尚希。









驚いて顔を上げるとー……








「じゃあ、今直ぐにくれよ」








抱き寄せられているせいなのか、尚希の整った顔が凄く近い。






そんな至近距離にドキドキしているあたし。