「何で、外に出るの!?
今、冬だよ!」
すると、尚希は掴んでいた腕を離してあたしの方を向いた。
尚希を見つめていると、互いの白い息が空に上がる。
「ここなら、お前と二人きりになれんだろ?」
そう言って口元を釣り上げる尚希。
この表情をするってことは、何かヤる気だなっ!!!
そう感じたあたしは、身構える。
「なっ、何すんの……」
「お前さっ、俺様がどんな気持ちでいたか分かるか??」
ハッ??
あたしの顔を見て、呆れた表情を見せる。
「やっぱり、パーティーなんか来るんじゃなかった。」
「何で??」
「お前って、自分のことになると本当に鈍いよな。」
そう言って整った綺麗な顔を近付ける尚希。
「………っ………////////」
「今日のお前、スゲェー綺麗。
お前の綺麗な姿を他の男に見せるなんて腹が立つんだよ。」
それって……
「ヤキモチ??」
すると、尚希は目を逸らして近付けていた顔を離した。
「そーだよ………
わりぃーかよ………////////////」
キュン……
赤くなった顔を隠すかのようにそっぽを向く尚希。
あぁ……まただ………

