その後、あたしは何とかパーティー会場に着いた。
ハァー……良かったぁ………
「おい、捺海。」
「うわぁ!?」
いきなり、後ろから尚希の声がして間抜けな声を出すあたし。
びっ、ビックリしたぁー………
「お前、どこ行ってたんだよ。」
尚希は、そう言ってあたしを見下ろす。
「えっ、と……その………
トイレ行ったんだけど帰る時、道に迷って……」
「お前、馬鹿だからな。」
なっ!?
馬鹿とは何だ!!
馬鹿とはっ!!
あたしが、心の中で愚痴っていると突然……
「………おい、外に出るぞ。」
えっ、外……??
いきなり、外に出ると言われて首を傾げるとー……
グイッ……!!
「えっ、ちょっと!?」
尚希は、あたしの腕を強引に引っ張って大きな庭に出た。
ってかー………超寒いんだけどっ!!
今、何月だと思ってんの!?
12月だよ!!12月!!
もう、12月を迎えた夜の冬は凄く肌寒い。
息をする度に白い息が、空に上がる。
少し歩くと、大きな噴水があった。
大きな噴水は、綺麗な白い大理石で出来ている。

