同居人はNo.1ホストー3ー完














「あの……尚実さん。


尚希の誕生日パーティー出ないんですか?」









(えぇ……私は出れないのよ。



本当は、息子の誕生日パーティーに出てお祝いしたいのだけれど……) 








さっきの嬉しそうな表情は、消え少し曇った表情に変わった。








あたしは、そんな尚希さんの姿をみて分かった。









ベッドに……白くやせ細った体……





きっと……







(私、生まれ付き体が弱くって。)







やっぱり……そうだったんだ。








だから、こんなに……








(本当だったら、屋敷で安全にしてなければならないんだけど……

今日は、無理に言って来たの。



少しでも、息子の……尚希の誕生日を近くで、お祝いしてあげたくって。)










「尚実さん……」







そんな尚実さんを見てズキッと感じる。







さっきまで、明るかった空気はなくなり重い空気に変わってしまった。









そんな重い空気を変えるかのように尚実さんは…… 







(せっかく、尚希の彼女さんに会ったのだから、色々聞かせてくれるかしら?)








「……はいっ!」







あたしは、尚実さんに全てを話した。








尚希との出会い……そして尚希との同居生活を。








あたしが、尚希のことを話している時……尚実さんは、嬉しそうにニコニコとした表情をして聞いてくれた。