それにしても……何?
この重い空気……
本当に誕生日パーティーを迎える空気か??
よしっ、ここは何とかして……
この空気から逃れなくては!!
「あっ、アハハハッ………いっ、行こうか……」
グイッ……
あたしは、苦笑いをしながら尚希の腕を引っ張ってパーティー会場に向かった。
ガチャ……
扉を開くと、そこはー………
別の世界でした。
高級ブランド品を身に着けているセレブ達………
天井には、絵が書いてありマンションよりも何倍もあるキラキラと輝くシャンデリア。
有名なクラッシック音楽を演奏する沢山のオーケストラ達。
そして、長いテーブルに並べてある豪華な料理。
すっ、凄い……さっきの衣装とかも凄かったけど、こっちも凄過ぎるっ!!
ってか、この会場にいる人って一体何人いんのぉ!?
見た所、前に行ったパーティーより倍以上はいるよね…………
まぁ、そりゃー………
あの世界的に有名な財閥グループの後継ぎの誕生日だもんね。
こんなに来るのは、当たり前か。
「すっ、凄いね……」
豪華な誕生日パーティーに圧倒されているあたしとは真逆に尚希は、平然としていた。
「ハッ?
別に普通だろ、このぐらい。
誕生日パーティーと言ったらこのくらいが普通だ。」
尚希の言葉に思わず目を丸くしてしまう。
ふっ、普通だと!?
コレがっ!?
おいおい、アンタの脳みそは一体どうなってんだい!?

