蓮は店を出て行ってしまう




「「……………」」





む、無言っ…





「……なぁ、ひとつ聞いていいか?」


「?…なに?」




蓮は少し黙った後、ゆっくりと口を開いた








「…なんで、そんなに男を嫌ってんの?」





ドクン






私の頭に、あの日の事が、鮮明に浮かんでくる