……蓮が、苦しんでる
私の事で苦しんでる…?
私はただただ、その場に立ち尽くすだけだった
「拓真から、連絡こない…」
放課後、教室で真理と話した
「ねぇ、美雨。ちょっといい?」
「?」
真理は真剣な目で私を見ていた
「美雨、拓真くんと付き合ってて幸せなの?」
「え…?」
幸せ……?
「幸せだよ「嘘だね。美雨、拓真くんと付き合ってから、全然笑ってない」
笑ってない?
真理、何言ってるの?
「真理、私笑ってるよ?今日だってちゃんと…「そうじゃない。拓真くんの話しても、笑ってないってこと。」
真理は変わらず、私の目をまっすぐ見ている
「秋本くんの話をしている美雨は、すごく幸せそうに笑ってた。でも今は笑えてない」
私…
笑えてないの?
「ねぇ、本当に拓真くんが好きなの?」
「好き…だよ…」
好きじゃなきゃ、傍にいてあげたいって思わないでしょ?
そう言った私に、真理は
「美雨、それはただの同情だよ」



