人通りの少い道に出た時、颯くんが口を開いた 「……なぁ、俺言ったよね?蓮兄を傷つけたら許さないって」 「っ…」 颯くんの言葉が、胸に刺さった 「蓮兄、あの日泣いてた。アンタと別れた日…部屋でずっと泣いてた。俺の前では無理して笑って…」 颯くんは悲しそうに顔を歪める 「……アンタに、蓮兄が苦しんでること知って欲しかっただけだから。じゃね」 颯くんはそう言って、きた道を戻って行った