―――――――……




「終わったー!!」



荷物運びが終わって、私は帰る準備をする



外を見ると、空はオレンジ色に染まっていた




早く帰ろう



私はカバンを持って、学校の門を出た





家までの帰り道の途中にある公園にさしかかった時だった





「………美雨?」





突然、名前を呼ばれて振り返った






……なん、で?



なんで、いるの…?






「拓真……」





二人目の、元カレだった