「眠……」
眠いのを堪えてペンを動かしていると…
「……蓮兄…」
「?…颯、起きたのか……どうした?」
颯が部屋に入ってきた
颯はゆっくり俺の元に寄ってきた
「蓮兄……俺にできる事ってねぇの?」
「?…どうした、急に」
「蓮兄ばっかりが大変じゃん…」
あー、そういう事か
可愛いな、コイツ
「気にすんなよ。大丈夫だから」
「でも…」
「それより、これはなにかな?颯くん」
俺は一枚の紙を取り出した
「あっ!!いつの間に取ったんだよ!!」
「お前が手紙出さないからだろ?」
俺が取り出したのは、授業参観案内の手紙
「……いいよ、来なくて」
「なんで?」
「だから…蓮兄、大変だから…」
「気にすんなって言っただろ。土曜日だし、行くよ」
「……サンキュー」
こんな可愛くて優しい弟、どこにいようか
俺は幸せもんだな



