放課後の楽しみは







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ぽへー………




次の日、私は完全に浮かれていた




今日は全校、文化祭の片付けだ


昨日は高瀬くんと一緒に過ごした

その前につき合いだした


まるで嘘みたいな現実


夢だったらどうしようって思ったけど今日の朝高瀬くんから‘おはよ’ってメール来てたから夢じゃなかった


私幸せすぎる……







昨日あやねちゃんにもきちんと今まであったことと高瀬くんとつき合うことになったことを報告した


―――



「ごめんね、言わなくて」

「でも、ちゃんと報告してくれて良かったよ」



あやねちゃんはグラスの氷をストローでかき混ぜながら微笑む

あやねちゃん怒らないんだ…

私たくさん迷惑かけたのに


「でも高瀬くんに何かやられたらすぐ言ってね」

「ははっありがとう。たぶん大丈夫だけど」


それにあやねちゃんに言ったらとことん仕返ししそうで怖いしね



「あやねちゃんも好きな人できたら私手伝うね!」

「あー私もう好きな人いるよ」

「え!?誰だれ!?」

「今日絡まれた人」


あ、あのあやねちゃんの隣にいて、私が高瀬くんに連れられた時手を振ってくれた人、だよね


「ってかつき合ってる」


「…………えーーーー!??」