「でも、最初に体育館で会った時からきっと橋下さんのこと好きだったんだと思う。きっと一目惚れ」
「ひとめ…!?」
高瀬くんが私に一目惚れ!?
私ただ高瀬くんと目が合って逃げたしちゃっただけなのに
「でも俺初めてだったからさ、誰かを好きになるの。だから絶対気持ちだけは伝えたかったんだ」
高瀬くんは柔らかく笑う
やばい。
いまめっちゃドキッとした
そんなことそんな顔で言うの反則だよ
「わ、私も。私もたぶん一目惚れだと思う」
あの時から高瀬くんに惹かれていった
あの時は好きなんて分からなかったけど
今思えばきっと好きだったんだ
「何それずる……」
「へ?」
ふっと高瀬くんの手が近づいてきたと思えば
いつの間にか高瀬くんの顔が近くにあった
コツンと高瀬くんがおでこを私のおでこにつける
「!?!?!?!?」
「ふふ、顔真っ赤」
「~~~~//」
、

