この人達誰?
私この人達に恨まれることなんてしてないはず
それに私はクラスでも地味なほうだから目立たず、ひっそり過ごしてるはずなんだけど……
「あんたさー最近高瀬くんと仲いいんだってー?」
「!!」
今度はつけまつげをばっさばさに付けた女の子が私に一歩近づいて言う
「まー、高瀬くんは遊びかもしれないけどー?」
妙に勝ち誇った顔で言うから余計にムカついた
確かに高瀬くんは遊びかもしれない
だって話が急展開すぎるから。
でも、私はただ高瀬くんと話せることが出来ただけで嬉しい
それに明日の文化祭も……
「そーいやー明日の文化祭、高瀬くんと一緒に回るんだってー?」
「!な、なんでそれを!?」
なんで?
私は誰にも言ってないはずだし
もしかして高瀬くんが言ったの?
いや、この人達にそんなこと言うはずない…
「さあー?聞こえちゃったんだもーん」
「あっ!!」
思い出したこの人達!
この人達、いつも体育館にいる女の子達のうちの4人だ
しかも高瀬くんを応援してる女の子
、

