『ありがとうごさいましたー』
「高瀬くん、ありがとう」
「ううん、俺が勝手についてきただけだから」
そう言いいながら私の荷物を半分持つ
高瀬くんってすごい優しいんだ…
なんか今日はたくさんいろんな一面見れてほんと嬉しい
というか感激。
まさかまさかの展開ばかりでついていけないことばかりだけど
すごく嬉しい………
「それに俺橋下さんと話したかったから」
「え?」
「あっいやっ!あー!そうだ」
急に焦り出す高瀬くん
私何か変なことしたかな?
「橋下さん、良かったら部活の練習見に来てよ」
「え!?」
「あ、嫌じゃなかったらね」
そんな嫌な訳ないし
その前に高瀬くんから言われる前から見てたし………
「行くっ!」
断るワケ
ないよ。
「まじ!?ありがとう!毎日部活やってるから好きな日に来て!」
「うん」
嬉しそうに笑う高瀬くん
なんでそんなに嬉しそうなの?
毎日たくさんの女の子来てるじゃん
そんな顔されたら私…………
いや、ない!!
絶対ない!!
ってか自惚れちゃダメ!
「じゃあ、俺こっちだから」
「あ、うん。ありがとう」
軽く手を振って高瀬くんとお別れ。
どうしよう……
今日早速行っちゃおうかな………

