「久しぶり、橋下さん」
「ひひひ久しぶりです!高瀬くん!」
「ははっ敬語は止めてよ。同い年なんだから」
そう爽やかに笑う高瀬くん
いやいやだってまさか高瀬くんが来てくれなるなんて思っても見なかったから
動揺しちゃってしちゃって
「これからどこ行くの?」
「買い出しに」
「そっか」
だから私は高瀬くんとここでうかうかと喋っていられないんだ
さようなら、高瀬くん
「一緒に行っていい?」
「あ、はい」
って
「え!????いっ一緒にって」
「ん?買い出し一緒に行きたいなと思って」
さらりと言う高瀬くん
でも私はさっきより動揺
「あ、でもさっきの友達は」
「大丈夫、ちょっと休憩してただけだから」
「クラスの準備は」
「俺らのクラスヨユーだから一人抜けたって大丈夫だからさ、一緒に行こ?」
「っ!」
そ、そんな聞き方するなんてずるい……
そんな風に言われたら私
「はい」
って言うしかないじゃん……
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