実はちょっとあやねちゃんになんだか申し訳ない気持ちでいっぱいであの場から離れたかったんだ
あやねちゃんは私が言うまで聞かないって言ってくれた
だから私は言わない限りは自分でなんとかしなきゃなのに
結局、あやねちゃんに心配させちゃった
私、ほんとにダメダメだな…
「おい高瀬っ!それ俺の!」
「あ、飲んじゃった」
「お前、わざとだろ」
高瀬と聞こえた方を向くとそこには高瀬くんと男子がはしゃいでいた
高瀬くんだ……
体育館に行ってないならすごく久しぶりに感じる
高瀬くんのはしゃいでるとこ、初めて見た…
いっつもバスケしてるとこだったからな
なんか新鮮。
とボーッと高瀬くんを見ていると
パチッ
「!?」
まさか、目が合ったような気がした
いやいや私じゃない
きっと後ろの人を見てたんだ
って自分に言い聞かせるけど
「!????」
う、うそうそ!?
な、なんで……
、

