「うん。また何かあったらいつでもきていいから」


そう言って笑う爽ちゃんは私を笑顔にさせてくれた。

「うん!!」

そう言って安心しきった時だった…


ピカッゴロゴロ

「きゃっ」

思わず爽ちゃんに抱きついた。

すると…

「爽ちゃん?」

私の肩をもんでいる。

「ずっと肩に力を入れてるから怖いんだよ。リラックスリラックス〜」
「…ありがとう爽ちゃん」

怖くなくなったよ…

それからは爽ちゃんの腕や手が肩にあると落ち着くようになった。



「放課後図書室で良い?」