「…別にいいですよ」


えっ!


一瞬だけ目を合わせる。

辺りがパァッと明るくなったよう気がした。


「本当に?」


「はい…」



「ありがとう!!」

「良かったね〜美華」



私にホッとしたような声で話かける。

「良かったな」



「うん!」


良かった!


私は嬉しさのあまり、跳びはねそうになったが
深呼吸をして抑えた。


スーハー…


よし!


「えーそれでは
優也君に質問をしたいと思います。また、最後にお願いがありますのでご了承下さい」