―次の日―


「優也君!一緒にご飯食べよっ」


「一緒に…食べよう」

「食べようぜ」

私と愛と爽ちゃんは優也君の席を囲んで誘い中。


「嫌です。僕に近づかないで下さい。お願いします」

優也君は下を向いて私達と目を合わせない。


うーん


これはどうにかして連れて行かなければ…。





あっそうだ!



「優也君は人が近くに居たりするのが嫌なんだよね?」


「はっ…はい」


「じゃあ屋上行こう!」


「え…」

「愛、爽ちゃん良い?」


「別に良いけど…」

「俺も」


「よし!決定!すぐにレッツゴー!!」

「あっあぁ」

「うっうん」


私は優也君の手を取って連れて行った。