「爽昨日のテスト何点だった?」

愛が爽に聞く。

「決まってんだろ全教科1点だよ。」

1点!?
あるい意味凄いな!!

てか爽ちゃん自信満々…

「ヤバいじゃない!!」

「大丈夫だって」

「なんでよ?」


「俺には美華がいるから」

すると私の肩に腕をまわしてくる。
やっぱり安心するな〜

爽ちゃんの腕の中は。


―小さい頃―


「爽ぢゃーん」

「どうしたんだよ美華!こんなに濡れて!」

この日は大雨が降っていて雷がなっていた。

私が小さい頃はお父さんとお母さんが度々喧嘩をしていて、隣に居る爽ちゃんに助けを求める事が多かった。

「おがあぢゃんどおどうぢゃんがげんかじででね、
あど雷がごわぐで、ぞうぢゃんどこまっできだぁ」

でも今は家の都合で引っ越しちゃったけど…