「えーっとここは家庭科室であっちは被服室。被服室は主に手芸部が使うかな!!」

ちなみに運動系の部活は17、文化系の部活は23あってとても部活動が盛ん。


「優也君は部活入るの?」

「…別に入りません」

「そっかぁ〜」

てっきり読書部に入るかと思ってた。

「ここからは1年のクラスね!!」

「さすがに僕もそれくらい分かります」

「そうだよね!!ごめ〜ん!!」

私はテンション高めのまま謝ってしまった。



だっ大失態…


皆が知らない優也君を知ってしまったかも!!

と思って勝手に自分で盛り上がって
そのままのテンションで謝っちゃうなんて!!


軽すぎ!!

自分のバカ!!

しかもそのせいで話が途切れちゃったよ〜



どっどうにか話を繋げなければ!



「えぇっと…」



話かけた瞬間…




「永井さん」